Technology「独自技術」
エアー鉋(かんな)とは

エアー鉋
「払う」「削る」「剥ぐ」「粗す」の4役を1台で行う「エアー鉋(かんな)」は、
木材の長寿命化と美観再生を目的に開発された独自の乾式工法。
国の重要文化財にも採用されています。

「エアー鉋(かんな)」工法とは、株式会社グランドラインが独自に開発した木部再生の新技術です。空気と木質チップを混合して対象物に噴射し、汚れや腐朽菌、劣化層を除去します。木質チップの種類や圧力を変化させることで「払う」「削る」「剥ぐ」「粗す」の4役を1台で行い、施工時間を大幅に短縮できるという特長があります。様々に加工された木材の美観再生、長寿命化を目的として開発された乾式工法「エアー鉋」。木材はもちろん、金属や非金属・樹脂などの素材にも施工可能です。

4 Roles4つの役割

払う/Harau

赤や汚れを刷毛のように優しく払うことができます。その強弱は無段階に調整ができるため、繊細さを要する彫刻や重要文化財にも採用されています。

削る/Kezuru

数ミクロンから数センチまで削ることができます。劣化層や腐朽菌の除去、浮造り加工などの意匠性に対応できます。

剥ぐ/Hagu

基材を痛めることなく、既存の劣化塗膜を剥離できます。

粗す/Arasu

水性塗料他、塗装時の付着強度を高めるため、木材の表面を粗すなどの下地処理が行えます。